手打ちそば 八助


お蕎麦スタンプラリーも気が付けばあと1軒となっていましたので、最後の1軒をクリアすべく勝山市の「手打ちそば 八助」さんへ行ってきました。とはいえなかなか場所がわかりません。沢町の交差点を南下して「八助→」の看板はあるものの、車が入れる道じゃない!ぐるっとまわったらまわりすぎちゃってまた沢町の交差点に。

やっとの思いで探し当てたお店は昔ながらの街並みに溶け込んでいて情緒が漂っています。お店の入り口の上のほうには「義野商店」と看板があり、暖簾の下の足元に「八助」の看板があります。昔は製粉屋さんだったそうです。

お店に入ると和服を着た綺麗な女性が笑顔で迎えてくれました。テーブル席×2、カウンター、それほど広くはない店内ですが、カウンターには常連さんらしいお客さんが店主と談笑したりしていて、そこそこお客さんがいらっしゃいます。

入って右手には製粉所。まだ現役の製粉機たちです。昔は勝山の蕎麦のほとんどをこのお店で挽いていたのだそうです。とりあえずは座る場所がないので暫し待つことに。待ち時間にも和服の女性がオーダーを聞いてくれました。もちろんおろしそば(430円)。

店内も昔ながらの木の造りで、照明もレトロ感を漂わせています。レトロ感というよりもそのまま古いだけなんでしょうけど、暖色系の照明や傍らにおいてある手作りの小物類に、時間がゆっくりとのんびりと過ぎていく感じがします。時間が止まっているかのようなひと時。私のデジカメが浮きまくっています。大きなテーブルに相席で座らせていただいてのんびりのんびり。

麺は二八蕎麦の薄平麺で細麺。今までの個人的な好みとしては粗挽きの十割蕎麦が最高なんて勝手に思っていましたが、二八は二八の旨さがありますね。歯ごたえの強いのを期待していた私ですが、八助の蕎麦は茹で上がりも柔らかめで、その喉越しの柔らかさ。ツルッツルです。やさしい気持ちになるお蕎麦です。おろしつゆはあまり辛くなく、最初はおろしが多目かなと思いましたが、食べ終わってみるとちょうど良いバランスで食べきりました。

おいしいのにプラス430円とお値段もお手頃。福井の手打ち蕎麦の中では最安値ではないでしょうか。さらにそばチケットなるものがあって、5杯分1,900円、10杯分3,600円。10杯チケットを買えば、360円でお蕎麦をいただけるのです。近所だったら絶対買ってるな、10杯チケット。製粉屋さんならではの価格なんでしょうかね。ちなみに勝山産蕎麦粉を1,200円/kgで譲っていただけます。

お昼のお蕎麦は午後2時までですが、以降喫茶店に。勝山の街の中に懐かしさあふれ、ホッと一息つける、そんなお店でした。

手打ちそば 八助
勝山市栄町1-1-8
Tel:0779-88-0516
そば:11:00~14:00、17:00~21:00
喫茶:14:00~17:00、19:00~22:00
木曜定休