かんだやぶそば

福井といえば「越前おろしそば」。
そば粉にこだわるお店、手打ちにこだわるお店、だし汁にこだわるお店など色々なお店を食べ歩けば、
それぞれ違った味に出会えます。

東京もぶらりと歩いてみてビックリ。お蕎麦やさんの数がハンパじゃない。
犬も歩けば御蕎麦屋さんに当たるくらいたくさんのお蕎麦やさんがありました。
そんな中でも友人のオススメのお蕎麦やさんに連れていっていただきました。

かんだやぶそば」さんです。
東京の蕎麦屋の老舗としては、「藪」「砂場」「更科」の3系列があり「江戸三大蕎麦」とも称されています。
その「藪」蕎麦の中でも「かんだやぶそば」「並木藪蕎麦」「池之端藪蕎麦」が「藪蕎麦御三家」とされ、
今回連れていっていただいたのは、その総本山ともいうべき「かんだやぶそば」。
木造2階建ての現店舗は、関東大震災後の1923年に建築された数寄屋造りで、
東京都選定歴史的建造物に選定されているのだそうです。

お昼前に入ったので待ち時間もなくお店に入れましたが、
通常は行列でもできるのでしょうか、お店の前には屋根付きの長いベンチがありました。

暖簾をくぐると独特なイントネーションで「いらっしゃいぃぃぃぃぃぃ~」と迎えてくれます。

「せいろうそば(700円)」を注文しました。
注文すると、カウンターにいる女将さんがまた独特のイントネーションの口上で注文を厨房に出します。
まるで百人一首でも詠んでいるかのようで趣があります。

越前おろしそばは、出汁をドバっと豪快に蕎麦にかけ食べるスタイルですが、
やぶそばは、ざるそばのように麺を出汁につけて食べるスタイル。
またその出汁がからいつゆなので、必然的に「つゆをちょっとだけつけて食べる」・・・
これが東京風というか江戸風の蕎麦の食べ方なのだそうです。

そば粉10・小麦粉1の割合で、内地産(長野、青森、北海道、茨城他)の最上級粉を使用しており、
越前おろしそばと比べると、麺は細く色も白っぽい。
細いわりにコシがあって上品な美味しさ。
コレをそば猪口の底にちょっとだけ入っている昆布、鰹ダシでとった辛口のそばつゆにつけて食べると格別に旨い!
さすがに量は少なくて、コレで満腹になるにはほど遠い感じですが・・・。

店の角の席でおじいさんが4人、「天たね」や「かまぼこ」などをつまみながら
日本酒をちびちび飲んでいました。
テレビの中でしか見たことがなかった「江戸っ子」ってのを直に見た気がしました。
ホントお上りさんみたいな私。

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