継体天皇御即位1500年記念

足羽神社足羽神社手水舎新正殿雅楽

継体天皇が即位されて今年で1500年になるのだそうです。って誰!?

継体天皇は応神天皇五世皇孫で、近江国高嶋郷三尾野(現:高島市)という所でお生まれになり、御名を男大迹王(おおとのみこ)といわれました。父君・彦大人王が亡くなった後、母・振姫とともに越前にお戻りになり、天皇にご即位されるまでは、この越前でお育ちになり数々のご偉業をお残しになられました。

当時越前の国は沼地同然で、人が住むには限られた土地でしたが、男大迹王は足羽山に御社殿を建(現・足羽神社)て、大宮地之霊(おおみやどころのみたま)を祀(まつ)って祈願し、現在の九頭竜・足羽・日野の三大川を造られ、三国に水門(みなと)を開き諸水を海に流されて越前平野が出来ました。

これにより農業が盛んになったばかりでなく、海川交易も栄えて人家繁栄の土地となり、王は昔より越前開闢(えちぜんかいびゃく)の御祖神(みおやがみ)と称え尊ばれてきました。

継体天皇石像なのだそうです。昔から福井は坂井平野を中心に農業が栄え、九頭龍川の河口三国町は漁業や海上輸送の中継地として栄えてきた、と学んだ覚えがあります。その基礎となるこの平野の治水事業を行われたのが継体天皇だったのです。この地があるのは全てこの継体天皇様のおかげなのです。時代が流れて今もその偉業がこうして残っているのは素晴らしい。なにか歴史のロマンを感じてしまいます。

そんな継体天皇様の即位1500年を記念して、福井県内外でも、さまざまなイベントが行われているわけですですが、本日は福井市の中心部にある足羽山の足羽神社で記念大祭が行われました。足羽神社は、継体天皇が越前でお過ごしの時、治水事業の安全を祈願するために創建し、即位のため旅発たれる時に自らの生御霊を鎮めて行かれた神社なのだそうで最もゆかりのある遺跡のひとつだといえます。足羽神社ではこの記念する年を節目とし、拝殿などの拝礼施設の拡充と社務所の増改築、境内の整備事業を行ないました。そして本日合わせてお披露目となりました。

10時 御即位1500年奉祝記念大祭
12時 神幸祭
13時 献茶式       (表千家流福井長生会)
15時 奉納吟詠      (紫洲流日本明吟会)
16時 奉歌         (童謡の会)
17時 奉納仕舞      (能楽宝生流愛宕会)
18時 奉納舞楽      (福井県雅楽会)

写真は夕方のライトアップされた足羽神社。境内に敷き詰められた約1,000本のキャンドルと正殿前に据え付けられた大きなかがり火の光が幻想的です。その揺らぐ光に、新築の正殿の金箔がキラキラと反応し、なんとも素晴らしい光景でした。その中での雅楽の演奏と舞。素晴らしい日でした。

スポンサーリンク