シャンソンを聴く・・・の巻

フェニックスホールで美輪明宏さんのコンサートがあったので怖いもの見たさに行ってきました。そうそう、あのオーラの泉のちょっと派手なお方です。「げんでん」主催というのもあってチケットが2,000円と無茶苦茶安い。普通に美輪さんのお芝居や歌を聴きにいったら5,000円以上はする、ちゅうかチケット取れないって聞いたことがありますから、結構な人気です。おまけに前から8列目をゲットしてました。

またフェニックスホールは有名人にとっても鬼門(松任谷由美とかサザンでも満員にならなかったとか)なのですが、今回の美輪さんのコンサートは満員。まぁ年齢層は強力に高いですけど(おばちゃん香水臭いっての!)。

コンサートは休憩を挟み前場・後場の2つに分け、前場は美輪さんのオリジナル曲を中心に7曲、後場はお色直しをしシャンソンを6曲、アンコールで1曲。そんな構成だったと思います。計14曲あまりを3時間かけて十分に聞かせていただきました。

ステージ見る前の第一印象は、人気番組「オーラの泉」の印象があってちょっと偉そうなキモイおばさん(おっさん?)だったのですが、MCでいろいろとお話をうかがっているうちに、なんか打ち解けました。MCがものすごく上手ですね。

かなり冗談がお好きなようでくだらないシャレや、昭和初期の苦労話、オーラの話、参議院選挙の話、インチキ占い師の話まで話題も豊富です。なんてったって、歌の時間よりもMCの時間のほうが長いわけです。

歌の話もしないと叱られますね。何といっても独特の声に酔ってしまいました。男のような女のような中性的な良くとおる声、強弱、出し引き、振り、全てが完成されていました。お芝居かミュージカルでもみているかのようにステージ上を唄いながら歩き回り、表情が豊かだわ。

シャンソンってテレビなどでは聴いたことがありますが、生では聴いたことがなくて、正直途中で寝ちゃってもいいかぁみたいな気持ちで行ったのですが、最後まで見入ってしまいました。ステージに引き込まれてしまいました。寝ちゃうどころか瞬きも出来んかった。感動です。

特に『ヨイトマケの唄』がよかったなぁ。昔建物を建築する際に今のような建設重機がなかったので木材を三角に組んで大きな石を綱でひっぱってドスンドスンと地ならしをしていたそうで、そのときの掛け声と状況を唄ったのだそうです。
『父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ♪』

最後はやはり「愛の賛歌」。すばらしい。テレビとかで見る愛の賛歌はニセモノよ!っていって、最初に日本語の歌詞を音読した後、フランス語の言語のまま歌ってくださいました。ものすごい迫力。感動しました。すばらしい美輪明宏72歳。

ロックもいいけどたまには違ったジャンルの音楽を聴くのも刺激になります。

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