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竹岡 美穂

エンターブレイン

グループ:Book

ランキング:2760

価格:¥ 630

発売日:2007-12-25

在庫あり。



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カスタマーレビュー

“あなたは、私を知りますまい―。  「―忘れません」”  (2009-05-18)
“謎の美少女作家”だった井上心葉(このは・♂)と、自称“本を食べちゃう程すべての物語を深く愛している「文学少女」”の天野遠子をメインに、文学作品を彷彿とさせる事件を描いた作品の第6巻です。

夏休みのある日、心葉と遠子が麻貴の滞在する別荘に招待(?)された事から「夜叉ヶ池」の様な物語は始まります。
ホラー映画の様な奇っ怪な現象も起こり始め、やがて80年前に起こった事件と悲恋が根幹にある事が判明しますが、ホラーや妖怪が苦手な遠子は無事に事件の全容を“想像”できるのでしょうか?

今回は番外編的な物語で、第2巻「〜飢え渇く幽霊」の続きに当たります。
第2巻を復習しておくと、物語中盤、雨宮蛍に憧れいた麻貴と、想いを寄せていた流人の2人の慟哭が特に胸に染みます。

苦みの要素は比較的少なく(少ない分濃いですが)、むしろ遠子先輩の様々な表情が楽しめます。
本や“ごはん”をねだったり、妖怪に怯えて部屋に押し掛けて来たり、座敷童になってみたり、籠城してみたり、いきいきと動き回る遠子先輩と困り顔でついて行く心葉が微笑ましいです。
縦横無尽に活躍する遠子先輩を是非堪能して下さい。

むしろ気になるのは、次回への引きである独白部分。
何と言うかもう、切なさが溢れそう。

特別編。遠子先輩は、いつもと違っていた  (2009-04-28)
時系列上「幽霊」の次辺りのエピソードですが、野村美月先生のおっしゃる通り、「巡礼者」まで読んでからの方が楽しめます。
遠子先輩らしさ全開!!と期待していたら、意外と、「あれ?あれれ??」と思うこと間違い無し。なんか、泣い(以下ネタバレにつき、略)

麻貴のエピソード、そのほんの一部がプロローグに描かれています。ああいう家系は本当に大変でしょうね……ところが、他人の前では(特に友人達の前では)あんなに気丈なんですから。
……彼女もまた、“文学少女”なくして存在しなかったのでしょうね。

さて、最後の一ページ「――忘れません」……なんですかこれ。色々気になる―――――――――――――――――――――――――――!! って感じで終わっています。既に本編全部読んだ自分としては、もう苦笑。
さて、レモンパイを焼いているのは誰なのか。遠子先輩はどうなってしまったのか。
結末はもう、すぐそこにいます。
推奨BGM:スキマスイッチ「雨待ち風」ゆず「超特急(麻貴)」コブクロ「時の足音」
今回はさらに、「雨待ち風」が似合いました。

希望の種から芽吹いた巨木  (2008-12-25)
 雨宮蛍の事件以後、姫倉麻貴の出番が少なかったのも意図的だったのではないかと思えてきた。朝倉美羽の件が落ち着くまでは、表面上の人間関係を少しでも簡潔にしようという配慮で。この作品を読んだあとでは、人間関係の線が何本か追加された気がする。
 冒頭で張った伏線を終盤で綺麗に回収しており、美しい構成だなあと思うのですが、若干美しすぎる気もする。姫倉光圀の立場で考えると、これまで描かれている情報で判断するならば、敵になるかもしれない人物に弱みを握られる可能性を与えないと思う。試験のつもりだったのかな?
 エピローグで後年の心葉の述懐がありますが、色々と思わせ振りでもあり、次の作品との関連性を匂わせるところもあります。果たしてどうなるのか楽しみです。

今回の文学少女は少々ぶっ飛びすぎ  (2008-11-15)
まずは序盤の巫女、妖怪という類の単語の連発。
今までの文学少女シリーズと違って読む気が若干失せた。
幼いユリと尋子の二人で使用人を殺したことも度外れ過ぎるように感じる。

一番違和感を覚えたのはメイドの魚谷。
彼女は祖母の尋子から話を聞いていただけで、事件が起きた80年前の人間ではない。
それにしてはユリとアキラに感情移入をしすぎ。
結局本編では猟銃持ち出して姫倉麻貴を襲う程の理由と言えるようなモノはなかった。
姫倉麻貴もまたなぜこの屋敷の問題にこれ程まで取り組むのか謎だ。

あと読みづらかったので、心葉には幽霊など怪奇現象は信じていない心情で話を進めて欲しかった。

終盤の急展開は今までの文学少女シリーズ通りに読んでいて爽快さがある。
エピローグが無ければ☆2だけども、エピローグが秀逸なので☆3

よし、寝ようと思ってたけれども、神に臨む作家を読もう。

私服文学少女  (2008-05-06)
帯に特別編とか書いてあったので、番外編っぽい物かなーなどと思って読んでいましたが、あとがきにも書かれているとおり時系列的に本編からはじき出されてしまっているだけの、がっつり本編に絡みついている6冊目です。しかもエピローグが7話目終了後を語ってしまっているような。文学少女の魅力たっぷりな、そしてころころ変わるキャラクタの関係は相変わらずで、これはなかなか忘れられません。



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